「少年サンデー」に連載していた漫画の原稿を紛失したとして、著者が発行元の小学館を相手取り、330万円の損害賠償を求めて提訴しました。
「何よりマンガに対する情念がこもっている、とても大切な原稿です」(「金色のガッシュ!!」著者 雷句 誠 さん)
訴えをおこしたのは、「少年サンデー」に去年12月まで連載されていた漫画「金色のガッシュ!!」の著者・雷句誠さん(33)です。
雷句さんは「金色のガッシュ!!」の連載終了に伴い、小学館側から原稿の返却を受けましたが、カラー原稿数枚がなくなっていたことが分かりました。このため「美術的価値のある原稿を失った」として、小学館に対し、330万円の損害賠償を求めています。
小学館は、「訴状が届き次第、きちんと対応させていただきます」としています。
雷句誠さんはブログ「雷句誠の今日このごろ。」の5月21日の記事で、「週刊少年サンデーで仕事をする事はありません。(株)小学館のお仕事を受ける事はありません。」と書き、両者の間で何かあったのではないかと話題になった。
また3月26日の記事では弁護士に相談にいったことを記している。
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