米インディアナ州の大学において、今秋から“RPGの歴史”に関するセミナーが開かれる。
このセミナーの内容について、広く一般ゲーマーに意見を求めていた講師のMichael Abbott氏は、先日、推薦の声が多く集まったRPGタイトルを自身のブログで紹介した。
Abbott氏があらかじめ候補として挙げていた一覧をもとに、156人のブログ読者が投票を行った結果、上位に上がったのは以下のタイトル。この結果を見ると、アメリカ人ゲーマーの間で『クロノ・トリガー』の評価が高いことがあらためてよくわかるだろう。
1位 『クロノ・トリガー』……35票
2位 『MOTHER2 ギーグの逆襲』……31票
2位 『ファイナルファンタジーVII』……31票
4位 『World of Warcraft』……26票
5位 『Ultima IV』……24票
6位 『Elder Scrolls: Oblivion』……22票
6位 『Planescape: Torment』……22票
8位 『Fallout』……21票
8位 『Star Wars: Knights of the Old Republic』……21票
10位 『Diablo II』……19票
10位 『聖剣伝説2』……19票
氏によれば、投票はRPGの人気を競うのが目的ではないため、セミナーでも同じゲームを扱うとは限らないとのことだが、セミナーの内容を考えるうえでこの結果はだいぶ役に立ったようだ。
また、ブログ読者からは、RPGの定義を広げたタイトルとして、宇宙人の侵略から地球を救うシミュレーション『X-Com』や、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』などを推す声も多かったとか。
同氏もこれには賛成で、シミュレーションやアクションなど、他ジャンルのゲームにRPGの要素が取り入れられた例も、時間の許す限り扱っていきたいということだ。