2004年に発売されたWindows用から始まり、プレイステーション2やXbox 360などに移植された本作が、プレイステーション・ポータブル(以下PSP)でも発売されることになった。
初の携帯ゲーム機への移植だが、総プレイ時間200時間にも及ぶ壮大な物語は健在。
フルボイス(主人公除く)の恋愛アドベンチャーとしては初の、UMD2枚組でのリリースとなる。
「はぁ」
ある地方都市にある丘の上に建てられた高校。その場所へと続く長い坂道を前にして、その日3年生になったばかりの岡崎朋也はため息をついた。
「はぁ……」
別のため息に気付いた朋也が振り向くと、そこには同じ3年生ながら、見慣れない少女が立っていた。彼女の名は古河渚。ふたりは少しだけ言葉を交わすと、少しだけどこか救われた気持ちになった。
そしてひとりでは登れなかった坂道を一緒に上がり始める――。
『CLANNAD』の主人公は、高校3年生の岡崎朋也。
いつも遅刻するため、学校では不良扱いされている少年だ。
彼は元々スポーツ特待生だったが、父親とのトラブルによって怪我をして未来を絶たれてしまった過去がある。
そんな朋也を中心に、個性的なヒロインたちを始めとする町の人々との新たな出会いによって、『CLANNAD』の物語は展開する。
画面内に表示されるテキストを読み進め、所々にある選択肢によって物語が分岐するというオーソドックスなシステムの『CLANNAD』。
ただしPSPでの発売にあたって、これまでの移植作品から細かな部分が変更されている。
グラフィック面に関しては、『CLANNAD』は原作のグラフィックが1280×960ピクセルと高解像度で描かれていたため、特定の場所を大きく拡大しても十分にピクセル数を確保できる。
PSP版ではこれを活かし、キャラクタの手元にあるハサミをアップにする、といったような演出が挿入される。
また追加イベントCGも用意されているので、そちらも見逃せない。
ほかにもプロトタイプが過去に発売した『AIR』と同じく、メモリースティックを利用した便利な機能も搭載されている。
まず頻繁にロードが必要なBGMデータを、任意でメモリースティックに転送可能。
これによりディスクアクセス速度が大幅に早まり、快適なプレイを実現している。
さらにメモリースティックには、ゲーム中のグラフィックをすべて保存できる。
保存したデータはPSPの壁紙として利用できるため、好きなキャラクタでPSPを彩ることができるのだ。
CLANNAD(クラナド)PSP■関連URL■
『CLANNAD』公式サイト
タグ:CLANNAD













