かねてより映画化の噂が立っていた日本製アニメ「ボルトロン/宇宙の守護者(Voltron: Defender of the Universe)」が実写化され、「トランスフォーマー」のオプティマス・プライム級の巨大ロボット映画としてスクリーンに帰ってくる。
米バラエティ紙によると、過去3年間にわたり実写映画化のため奔走していたプロデューサーのマーク・ゴードン(「プライベート・ライアン」「デイ・アフター・トゥモロー」)が、20世紀フォックスと契約の最終段階に入ったという。製作はフォックス傘下のニュー・リージェンシーになる模様。
「ボルトロン」という名前では日本で馴染みがないが、同作は80年代半ばにアメリカで放送され、アクションフィギュアも人気を博したロボットアニメで、80年代前半に日本で製作された「百獣王ゴライオン」や「機甲艦隊ダイラガーXV」(XVは“フィフティーン”と読む)といったロボットアニメを再編集したもの。
「ゴライオン」は、5体のライオン型メカを操る地球人が敵と戦うロボット戦隊もので、5体が合体して巨大ロボット、ゴライオンとなる。
「ダイラガー」は15体のメカ(ラガーマシーン)が「ダイラガー・ファイティング・フォーメーション!」の掛け声で合体し巨大ロボットとなって、宇宙の平和を守る。
もちろん、本作が企画される理由は、「トランスフォーマー」のメガヒットによるものだ。
「G.I.ジョー」の映画化も具体化するなど、「トランスフォーマー」効果は絶大。このCGによる巨大ロボットにも期待がかかる。
ゴライオンといえば、スーパーロボット大戦Wに参戦したばかりで記憶に新しい方もいらっしゃる筈。
あのデザインとストーリーがそのまま映画に反映…なんて、ハリウッドに限ってある訳もなく。
現代的解釈を入れるとすると、不自然に襲来して来た敵を、主人公は不自然な形で有耶無耶になし崩しに手に入れてしまったライオンロボット(近未来的デザイン)で応戦し、なんとなく勝利してしまう映画になるかとww
なんだか外国で映画化決定して続報がない映画が山ほどある中、この作品もそんな一作にならない事を祈りたいものです(見たいっちゃ見たいしww)