情報ソース:SANSPO.COM様
昨年10月期に放送され、クラシックファンを急増させたフジテレビ系月9ドラマ「のだめカンタービレ」がスペシャルドラマになることが10日、分かった。
放送終了後、続編希望のメッセージを寄せるファンに応えたもの。
舞台を花の都、パリに移し、上野樹里(21)扮する主人公のだめと、玉木宏(27)が演じた千秋のその後を描く。
来年新春の目玉として2夜連続放送される。
破天荒ピアニストにまた会える!と、喜んでいるのはファンだけではない。「パリに舞台を移し、前回とはまた違った“のだめワールド”を思いっきり楽しんで演じたいです」
のだめこと、野田恵役がハマりにハマった上野が好演を約束した。
フジによると、スペシャル版制作の原動力になったのは、ファンの声。
公式HPには、放送終了後も続編を望む声や、再放送を希望する書き込みが寄せられ、その数は現在まで約1万件。
また、同局のHP内のアクセスランキングで、放送が終わり7カ月がたった現在でも、20位内にランクインしている。
スペ版では、連ドラのラストでパリに留学したのだめと千秋のその後を描く。
二ノ宮知子さん原作のコミックに描かれている、のだめのアパートの同居人で、同じ音大に通うロシア人やフランス人など、ドラマでの新キャラクターが登場予定。
同局の若松央樹プロデューサーは「のだめ、千秋がフランスでも大爆発。
海外制作の課題である外国人の設定や言葉の壁も逆手にとって、のだめワールドらしく、面白おかしく、また、感動もスケール感も何倍にもパワーアップして描いていきます」と約束した。
一方、女性ファンに、“千秋さま”と呼ばれる人気キャラを熱演した玉木は、「『のだめカンタービレ』が帰ってくることになり、僕自身、期待感が膨らむ日々を過ごしています。
音楽、フランス語、フランスでの生活などなど今回も課題が多いようですが、ひとつひとつのハードルをクリアしながら、千秋真一を精いっぱい演じていきたいと考えています」とコメントを寄せた。
パリを中心とした海外ロケは今秋、約3週間にわたって行われる予定。