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2006年05月19日

DEATH NOTE最終回 賛否両論

デスノートが終焉を迎え、賛否両論が飛び交い、大体の方々は
『あの終わり方は何??』
みたいな考えオチを見せられた感が強いと思います。

個人的にはあの終わり方で非常に満足です。
最初に『悪を裁き、平和な世界を作り、新世界の神となる』と決意した月。
彼にはそれを実行に移せるだけの知性と行動力が幸か不幸かあった。
本質はノートを手にする前も後も変わらない。
ノートを手にしないでも彼は警察に入り、悪を許さない正義の人となっただろう。
ただ、その意思が常人より強かったのが不幸だったのでしょう。

ノートを手にした月は悪人を裁き始める。
終始貫徹されるそのスタンスは私利私欲に使用せず『犯罪への抑止力』としての殺人。
終盤でも述べた通り、更正した犯罪者は裁かず、抑止力としてのノートの行使に拘った。

結果、犯罪は減り新世界は拓かれた。
だが、その代償として死んだ(殺した)者を『礎』程度しか思わず、保身の為に次々と人を殺して行った事は許される事ではない。

神としての地位から堕落する事に恐れを抱かせた最初のきっかけは矢張り『L』という存在。
Lも述べた通り『幼稚で負けず嫌い』な面を根底に持つ二人は結果激しい鬩ぎ合いを続け、最終的に月が勝利を収めるものの、月はその『幼稚で負けず嫌い』という側面を肥大させ、Lという影に拘る余りに敗北する事になる。

結果として世界はほぼ元ある形を取り戻すのだが、その世界は『キラ全否定』という形ではなく、矢張り『キラ=神』という宗教めいた形を残す事となった。
歴史上の聖人の殆どは死して神へと昇華する。
月は文字通り神となり、救いを求める人々の信仰と対象となった訳です。

キラは殺人者。
それはスタンスとしては常識的に許せる事ではないのだが、それは我々読者がその物語の中核を見ていたからで、これが違う主観であればどうだろう?
キラの裁きで救われた者は大勢いた筈。
犯罪抑止としてのスタンスは日常に潜む潜在的な恐怖、果てはイジメ等の小犯罪に至るまで効力を発揮した。
これは力を持たない弱者にとって非常に救いであった筈。
悪事を行わなければ死ぬ事はない世界。
それを素晴らしい事だと感じる人々もいたのではないだろうか?

八神の父が言っていた通り、ノートという力を持った月は不幸な命の落とし方となり、その力が結果的に自分に向いた事で全てが終わる。
所謂『報いが返ってきた』訳です。
八神月はデスノートで命を落とし、物語は終焉を迎えた訳だが、物語では何が正義で何が悪だ、と決め付けていない。
決め付けた事はたった一つ。
『ノートという力が悪』

さて、個人的デスノートの見解の占めですが、私はこう捉えました。

月は文字通り死して神となり、人々の信仰の対象となった。
世界は元ある形を取り戻したかに見えるが、『悪事は罪深い事』という意識は大なり小なり息づいた。
それは理想とまでは行かないものの、結果的には月の理想とする平和な世界に近づいた形になったのではないだろうか?
勿論『大事の前の小事』として保身の為に人を殺した月の行為は許される訳ではないのだが、決して保身以外の私利私欲にノートを使わなかったスタンスは、『世界に平和を』という大局的な思考で行動していた証ではないだろうか?

大きずぎる力は人を狂わせる。
それはフィクションでもノンフィクションでも変わらない真実。


余談ですが最終回の『キラ様』という女性は矢張りミサだったのでしょうか?
(死神の目っぽいですし…)
見上げる月=ライトという掛け合わせはやはりそういう匂いもある訳で…
あえて多くを語らない最終回というのも良いですが、月の処分としてはやはり『犯罪者』ではなく『殉職』として家族に伝えられたのか?
キラがいなくなったという事をマスメディアで『キラ逮捕』みたいに報じたのか?
色々と細部が気になってきますね(^−^;)

最後に、かの有名な岡田斗司夫氏がブログでデスノートの見解をされていますが、これが鋭くて非常に読んでいて良かった。
氏の読みの鋭さは尊敬に値するので、デスノートファンの方は御一読されてはどうでしょうか?
http://putikuri.way-nifty.com/blog/

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■関連URL■
映画公式HP→http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/
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タグ:DEATH NOTE
posted by 九郎 at 04:48 | Comment(0) | TrackBack(5) | コミック
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