『FFVII』の約2年後の物語を描いた大ヒット映像作品、『FFVII アドベントチルドレン』(以下、『FFVII AC』)。本作は『FFVII AC』に30分以上の新規、改変シーンを追加した完全版。ハイビジョン画質や、英語版のボイスを楽しめるのも魅力だ。さらに、特典映像としてオリジナルアニメーション映像が収録されることも判明した。
本作はシーンに追加や改変がされたことで、『FFVII』をプレイしていない人が観ても、シナリオや物語の背景が理解しやすいように再構成されている。また、タイトルにもある“子供たち”の描写が大幅増加。なかでも、孤児のデンゼルと、バレットの娘マリンのふたりは重要な役割を担う。彼らとクラウド、ティファの関係性や触れ合いが描かれることで、新たな事実が浮かび上がってきそうだ。
本編に収録される特典映像は、野島一成氏による『FFVII』関連小説、『On the Way to a Smile』をアニメーション化したもの。小説の“デンゼル編”がベースになっている。成長して“世界再生機構(WRO)”の入隊を目指すデンゼルが、そのトップであるリーブに、みずからの過去を語るという内容だ。制作はA-1 Pictures、BeStack。
本編約126分+OVA、トレーラー映像など、ドルビーTrueHD、字幕(日本語)ON:OFF、音声:日本語・英語、画面サイズ16:9
“Cloud Black”HDD 160GB+「FINAL FANTASY XIII」Trial Version Setはプレイステーション3本体(“Cloud Black”HDD 160GB)、『FFXIII』体験版同梱で49980円[税込]、「FINAL FANTASY XIII」Trial Version Setは『FFXIII』体験版同梱で5900円[税込]
ディレクター:野村哲也、Co.ディレクター:野末武志、シナリオライター:野島一成(有限会社ステラヴィスタ)、コンポーザー:植松伸夫(有限会社スマイルプリーズ)、アートディレクター:直良有祐、メカ&クリーチャーデザイン:竹谷隆之、プロデューサー:北瀬佳範、橋本真司