05年4月から1年間放送され、話題となったロボットアニメ「交響詩篇エウレカセブン」を新たな物語として“再生”した劇場版アニメ「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」が4月25日、テアトル新宿(東京都新宿区)などで公開される。新作シーンにテレビシリーズのカットを加え、ストーリーも新たに主人公レントンとヒロイン・エウレカのもう一つの恋物語が描かれる。
「エウレカセブン」は、とある惑星に住む少年レントンが、人型機動マシン「LFO」に乗って墜落してきた少女エウレカと出会い、軍に反攻する空賊ゲッコーステイトに参加して、戦いの中で成長していく姿を描いた物語で、劇場版アニメ「ラーゼフォン 多元変奏曲」の京田知己監督、「鋼の錬金術師」のボンズが制作。作中に登場するサーフボードや、ロック・テクノなどの音楽なども注目された。
劇場版では、レントンとエウレカの「もう一つの物語」として、宇宙から飛来した謎の生命体イマージュと人類が半世紀にわたる戦いを繰り広げてきた西暦2056年が舞台。レントンはイマージュと戦う独立愚連隊の少年兵で、8年前にイマージュに連れ去られた幼なじみのエウレカを救い出すのが夢、という全く新たな設定で二人の恋が描かれるという。
ほかに、テアトル梅田(大阪市北区)、伏見ミリオン座(名古屋市中区)で上映。公開を記念してテレビシリーズを収録したDVD・ブルーレイディスク(BD)のボックスが3月27日に発売される。DVD(全1巻)は5万2500円、BD(全2巻)は1巻が3万6750円(2巻は4月24発売予定)。
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