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数々の記録を打ち立て快進撃を続ける「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」の大ヒット御礼舞台挨拶が1月9日、東京・新宿バルト9で行われ、声優の田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、大谷育江、矢尾一樹が勢ぞろい。配給の東映によれば、9日時点で興行収入40億円、観客動員350万人を突破する見込み。興収・動員ともに東映史上最速ペースで、最終的に興収50億円を目指す。
ルフィ役の田中は開口一番「うれしーい!」と絶叫。「すごいことになるとは思っていましたが、ここまで盛り上がるとは。でも(原作者の)尾田栄一郎は『想定内です』と言っていました」と万感の表情で語った。
舞台挨拶は、フランキー役の矢尾を司会者に「ナゾかけ大喜利」形式で進行。登壇者は次々とこん身のナゾかけを披露し、満員の客席を沸かせた。田中は、「ルフィとかけて、安くていいものを見つけるカリスマ主婦と解く。その心は、海賊(買い得)王に俺はなる」。しかし客席の反応はイマイチで、片方の靴を脱がされるはめに。ゾロ役の中井も不発で、ジャケットの下に来たベストを脱がされた。さらに、ナミ役の岡村が着脱可能なスカートを外すと、司会の矢尾までがズボンをずり下ろし、勝負下着だというキティちゃんのパンツを披露するなど大盛り上がりだった。
同作は昨年12月12日の公開初日に、東映初日新記録となる興収5億5000万円を稼いだ。その後も衰えることなく公開8日間で興収22億5000万円を突破し、東映史上最速記録を樹立。さらに公開24日目で動員300万人を突破し、東映史上最速記録を更新する快進撃を続けている。